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サトシオンに関する都笠嶺子の考え方

2010/07/01 | 同人活動情報
掲示板や他のサイトでのサトシオンへの見解を見て、じゃあ自分はどうなのか?と思ったのでまとめてみました。
殆ど同人誌でストレートに表現してるんで今更感溢れまくりですが、あえて文字の形で。

以下、「続きを読む」よりどうぞ。


サトシオン大好きです。詩音と悟史が手をとりあって幸せになるってどんなに素晴らしいだろうと思う。
ただ、自分で描くときは、最初からラブラブには描けません。描こうと試みもしましたが描けなかった。
シビアだし夢もなんもないけど、これは自分の中で動かせませんでした。
なんでかって・・・



【詩音→悟史】
詩音が悟史を好きってのはもう誰もが認めることだと思う。

で。
詩音は、雛見沢では存在すら知られてない状態だった。
綿流し編の最初(昭和58年5月頃?)で、圭一が「魅音って双子?」と聞いたとき、レナも沙都子も
答えを知らないんですよ。隠してるんじゃなくて「知らない」。(魅音と梨花は「隠してる」だけど)
目明し編が出るまでは、詩音の存在自体がネタバレっていわれてました。そのぐらい秘密の存在だった。

そんな状態で、ギャグでもネタでもなく、いきなり詩音がでてきて「沙都子ー!私をねーねーと呼びなさい」って言ったら、
あまりに唐突だし変な人すぎてドン引きです。

 綿流し編、目明し編での詩音は道を踏み外してくけけけぐぎゃぎゃ状態になってしまった。
どんな理由があってもそれは許されることじゃないけど。
詩音はもともとからそんなに狂ってたわけじゃない。むしろ色々考えて行動できるキャラだと思う。
暴走キャラではあっても、普段からそんな変な人じゃないと思う。

詩音が悟史と再会して悟史と想いを通じる道を歩みたいなら、狂う要因をひとつずつ外していくしかなくて。
・・・それは、少なくとも詩音ひとりではたどりつけない道だと思います。

ってのが私のサトシオンの出発点のひとつ(詩音サイド)。

目明し編は詩音視点の話なんで、立ち絵も詩音で想像してしまうところが問題の重さを半減してると思います。
目明し編で、悟史の前の詩音が立ち絵で表現されることがあれば、それは全て「魅音の立ち絵」になる。
綿流し編の最後らへん、目明し編が出るまでは、多くの方が「魅音だと思いこんでた」そうですが、
悟史の前にいる「魅音」も同じ。一人称表現でなければ多少の違和感を感じても魅音にしか見えないと思う。

 ・・・詩音自身が「魅音がいるようにしか見えない」ように振舞っているんです。



【悟史→詩音】
詩音の想いには共感するし応援もするけど、ラブラブって詩音ひとりの想いだけでは決して成り立たないんで。
ラブラブって、その半分は、悟史の想いであるはず。
で、悟史サイドはどうかというと。

詩音は詩音として悟史の前にいたことが殆どなかった。
正直、悟史にとっては「違和感ありまくりな魅音」でしかない。「詩音」は認知すらされてない。
ようやく「魅音じゃなかった」とわかっても、これまでの「違和感」を「詩音」におきかえられる心の余裕もないまま「失踪」。

目明し編は、相手に存在すら知られてない詩音の「完全な片想い物語」なんですよね。

詩音はロミジュリに例えてるけど、ロミジュリは両想いなのを互いの家族によって引き離された話。
詩音→悟史は完全な片想いなので、詩音の気持ちはわかるけどこの例えは正しくない。
ぶっちゃけ「ロミジュリにすらなってない」。

ただ、悟史は「違和感ありまくり魅音」のことを信用していたと思います。
再会がかなえば、そこを起点に悟史自身が「詩音」というパーソナリティをふくらませることはできる。

だから、サトシオンの悟史サイドの出発点は、悟史と「詩音」の関係のスタート。
悟史が目をさました瞬間、「ちゃんと詩音な詩音」と出会ってからはじまると思っています。


ようやく悟史が目覚めたとして・・・それはすごく嬉しくもあり不安でもある瞬間です。

目覚めた時点で悟史にとって「女の子」は魅音レナだけって可能性を否定はしません・・・どころか
むしろそっちのほうが可能性高いと思います。
これまでの詩音の献身は殆ど「魅音の献身」に捉えられてる可能性が高い。
レナにもちょっと興味を持ってるかもしれない。
十分ありうることです。詩音はその位置でようやくスタートライン。
カップリングの好き嫌いは横において冷静に考えて、悟史×魅音や悟史×レナは、悟史が目覚めた直後の実現可能性は
サトシオン以上にあると思っています。



私が原作から読み取った悟史と詩音の状況・関係は、上のとおり。
ここで出したほかのカプは、互いを認識してる分まだ地続きだけど、
サトシオンへの道には「詩音が認識されてない」っていう、深く幅も広い谷が横たわってる。

で、障害がない(真魅音として雛見沢で机を並べてる)賽殺し編の世界では、真魅音の悟史への特別な想いが存在せず、サトシオンにはなりえない。
詩音の悟史への強い想いは、詩音の境遇と悟史への共感があって初めて存在しうるものと思います。

詩音を応援して悟史にその想いが伝わってほしいけど、自分には、この状況から、この谷を瞬間移動で
飛び越えることはどうしてもできなかった。

 それなら、その谷に橋をかけて地道に歩いて渡ろう、サトシオンに至る「カケラ」を紡いでみよう、と。
綿流し編・目明し編が「詩音が道を間違えた話」であるならば、その逆を。
梨花が幾多のカケラから祭囃し編への道を見つけたように、
詩音が幾多のカケラから悟史と想いを通じる道を見つける話を。

悟史の病状は重いです。橋をわたって悟史と詩音が出会うまでに数年かかってるかもしれません。
もしかしたら5~6年たって、詩音が立派な社会人になっちゃってるかも、とも思う。
それでも、詩音の想いが続く限り、サトシオンへの道は消えない。

詩音の強い想いが悟史に通じるといいな。
悟史が、ここから詩音を好きになってくれるといいな。


悟史と詩音がラブラブしてる話は、私よりずっと以前から、他サークルさんがステキな本をたくさん出されてます。
橋をかけた向こうにはそういう幸せな詩音と悟史がいっぱいいると思います。
色々な可能性のカケラが楽しいです。

 自分は、ラブラブは好きなんだけど、原作の延長線上で彼女達が幸せになるのを見たい。
 作中現実の立ち位置からお互いの心情や状況の変化を追って、そのうえで、両想いに至った嬉しさをかみしめてる2人を見たいです。
 少なくとも私が自分で描く話は、自分が一番読みたい話にしようと思って進めています。
 
 ここを読んでくださった皆さん、原作「ひぐらし」の、そして無限に広がる同人の面白さを楽しまれてください。
その楽しみの片隅に、私の本も加えていただけたらとてもとても嬉しいです。



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